17.5.16

『〇〇もいいけど〇〇も大切』

こんにちは。ベトナム在住Kumikoです。

まずはじめに、ベトナムで今起こっていることをお話していきますね。

ベトナムの海では今、魚が大量死しています。



地元国営メディアなどの情報によると、魚の大量死は4月6日以降、場所は、ベトナム中部にあるハティン省やクアンチ省、トゥアティエン・フエ省など(上の地図の真ん中あたりです。)の海で発覚されているとのこと。
原因とされているのが、台湾系企業の製鉄所からの排水と言われています。

そのため、今、ベトナムでは、会社や政府の対応に抗議するデモが起きているんです。
私の子供たちが通っている幼稚園では、『魚は危険で食べれない』ということで、給食のメニュー変更がされました。


また、これ以上混乱を招かないために、SNSなどネット環境にも規制がかかっております。今まで、時々の停電などでこのような環境に慣れてはいたものの、やはり安心して使うことができないと大変不便な思いになるものですね。



慣れというものは恐ろしくもあります。





さて、


今日は、『〇〇もいいけど〇〇も大切』というお話。



8月から小学校に入学することが決まった私の息子と、

その周りの教育環境を見ていて気になったことのお話です。


子供達は、毎日学校に行きます。
母親たちは学校が終わる時間になると
毎日、我が子の帰りをマンション下で待ちます。

私のマンション下で一緒になるのは、6か国の人々です。


バスから降りた子供たちは、面白いほどの表情様々。


『後でプールで遊ぼうね!』と子どもたち同士で約束し元気に別れる子たち。

『お母さん、おやつ、おやつ!』という子。

『抱っこーーーー』と甘える子。

毎日全力で楽しんでいる感じで生き生き!


そんな中、
いつも決まってお母さんと揉めている子が。。
その子は
家に帰るでもなく、降りたバスとはまた違うバスに乗って、すぐに塾に行かされます。

ただ教育事情なども国によっても違いますし、人それぞれなので、ただ私は複雑な思いでいっぱいでした。

みなさん、教育といえば、『フィンランドの教育』のお話をご存知でしょうか。

フィンランドの年間授業日数は約190日で、OECD加盟国(34か国)の中で最も少なく、日本と比べると40日ほど少ない。
夏休みは2カ月間ととても長く、小学生の間は宿題やテストもほとんどないんだそうです。
まさに私にとっては天国!
また、フィンランドには塾がないので、校外で勉強することがないというのと、家での勉強時間も他の国と比べると少ない!
休む時にしっかりと休み、自発的に勉強に取り組めるよう、モチベーションを保つことができているようです。

笑顔で楽しく学ぶのか、イヤイヤ学ぶのか。
子どもたちにとってどちらが喜ばしいことなのでしょうか?

大人であれば、自分のことを少しは客観的な目線で見られるようになり、大体のことは自分で選択できると思いますが、小さな子どもたちは自分のことを客観的に見ることはできるのでしょうか?

『お勉強の偏差値』も必要なのかもしれませんが、生きていく上で、『心の偏差値』はもっと必要なのでないでしょうか?
私の考える心の偏差値というのは、大雑把に言うと『生きる力』といえばいいのでしょうか?
例えば、
『自分の本当の気持ちを自覚すること』だったり、
『何かに挫折した時に、自分で立ち上がる力』、
『他人の心を感じ取ること』など、生きるために必要な心。

今よく言われている『自分磨き』!
自分を磨いて幸せになるためにも、やっぱり目には見えないけれど『心の偏差値』というのもとても必要だと私は感じます。
外見の美しさや、頭の知性を磨くだけでなく、心の知性も磨く!
簡単なことではありませんが、
子どもたちの毎日の様子からこんなことまで考えてしまった夜でした。

今日のお題は、
『お勉強の偏差値もいいけど心の偏差値も大切』でした。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。





さて、お知らせです。

ベトナムでのレッスンは、一時帰国のため、6月中旬〜8月上旬までお休みとなります。
日本では、地元福島県の郡山市でこんな講座を開催いたします。
お近くの方は、ぜひ遊びにいらしてください。
また、
近日、メニューのリニューアルを考えております。
少しずつお知らせをさせて頂きますので引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


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