私はベトナムに住み始めてから生活の無駄がなくなりました。
興味のあることや、幸せだと思えることだけに沢山の時間を使える暮らしになりました。
ベトナムという国は、私をシンプルにしてくれます。
この国に来て、自分らしく生きるのに
他人のコピーや、目線を気にする必要がないんだと本気で思えたからです。
〜〜〜ある日本人奥様に言われたこと〜〜〜
以前ベトナムに住んで1年弱という日本人奥様に、こんなことを言われました。
『Kumikoさんは、ベトナムで美容のお仕事をしているけど、日本の流行りのメイクやヘアスタイルは分からないわよね。私には、日本にヘアメイクのお友達がたくさんいるので、あなたに習うよりも日本に帰国したらその人達に流行りを教えてもらったほうがいいわね。』と。
私は、その意見を聞いて、彼女の意見は間違えではないと思ったので、特に反論せず。
単純に、彼女が求めていることと、私の伝えたいことが違っただけだと感じたから。
彼女は『日本の流行りモノ、ブランド品命』!
私は『日本の流行りモノやブランド品なんてどうでもいいと思っている』!
最初からここに温度差があっただけなのです。
でも、そのあと私なりに考えてみたんです。
彼女の言う『日本の流行り』について。
流行りのメイク
流行りのヘアスタイル
流行りのファッション
流行りのコスメ
........
どんなに考えても、私にはその『流行り』っていうものが、『美』ではなく
ただ世の中のマーケティングに踊らされているカモにしか思えませんでした。
素敵に見えるテレビや雑誌のモデルさんには憧れてしまいますよね。
でも、そのテレビの中の流行りが必ずしもあなたに合っているとは限らないんです。
一人一人の顔の形や頭の形、体型、細かいことを言えばきりがないけれど、髪質や細胞レベルまで人それぞれなんです。
それを知った上で『流行り』を取り入れるのは物凄く素敵ですよね。
(細胞レベルまではしなくて良いと思うけどw)
(細胞レベルまではしなくて良いと思うけどw)
日本の流行りは目まぐるしく変わります。
次々と流行りが変わって、どんどん新商品が出て、その度に飛びついてお金を注ぎ込み、髪やお顔を変えて。。。。。。
〜〜ヨーロッパのおしゃれ〜〜
私は美容師時代に、ヨーロッパ研修の機会を与えていただきました。
その研修の中で感じたことを私は今でも大切に感じています。
『自分の生まれ持った個性を大切にしている』
『生き方がとてもシンプル』
自分の生まれ持ったものをコンプレックスにせず、チャームポイントとして考えているということ。
コンプレックスのある人は、見た目(外見)を頻繁に変えたがります。
『美』への追求や執着の暴走というものは増すばかりです。
人により『美』への追求はさまざまですが、
手に入れても手に入れても欲望は膨らんでいきます。
それらはやがてエスカレートし、
最終的に私たちの心、精神状態、そして人生までもを失ってしまうように感じます。
自然の美しさを誇るべき『美』が
人口的に作り上げる『美』に変化してしまうことで
価値がなくなってしまうという悲しい『美の世界』に今の私たちは生きているのかもしれないと感じます。
〜〜『本当の美』とは一体、何なのでしょうか?〜〜
もちろんデメリットを知った上でされていることだろうと思いますが、
-天然パーマだから縮毛矯正。
-一重瞼だから、プチ整形。
-Aカップだから豊胸手術。
-長谷川潤が好きだから長谷川潤風メイク。
これらの発想がおかしいと思うのは私だけでしょうか?
私だったら、
-天然パーマを生かした自分だけの似合うスタイルを考える。
-一重瞼にしか出来ない素敵なメイクをしてみる。
-巨乳じゃない自分だからこそ着こなせる服を見つけてみる。
-長谷川潤の外見が好きなことは自由だけど、それ以上はしないw
何百と生き方があり、自分で選択できる幅が無限にあるので、コピーする、流行りに命をかける、結局選ぶのはその人本人なので、なんでもいいとは思いますが
私はそんな人たちを見ていると、悲しいなーと思ってしまいます。
私は、美しいとは、流行りに敏感になることや誰かのコピーをすることではないと思っています。
自分のここが嫌い、ここがダメではなく、もっと自分自身の素敵な部分と人にはないものを見つけて楽しむ方がよほど人生楽しく生きられるのではないでしょうか?
最後にお時間のある方は、こちらのyoutubeをご覧になってください。
閲覧注意!
私は【美容ってこういうことなのか?】と考えてしまいました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。