4.4.17

物売りの子供達の現実を知っている?


物売りをする理由。

先日ホーチミンにある「ビントー能力開発センター」というところに行ってきました。
そこにはたくさんのベトナムの子供達がいます。
ホーチミンでよく見かける、路上で物売りや靴磨きをしている子ども達、旅行などできたことがある方は、街でそのような子供達を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
主に田舎から収入を求めて都会に流れてきた家族に連れられてやってきた子ども達なんだそうです。
彼らは、お世話をしてくれる親や親戚、住む場所はあっても、
家の経済的事情や書類が揃わないために、
教育を受ける機会を失ってしまったり、
制限されたりしていて、
路上に出てお金を稼がなくてはなりません。
もちろん、一部、帰る場所がない子どもや、親がいない子どもたちもいます。
そんな子供達を応援するために、ここ、ホーチミンには『ストリートチルドレン友の会』という施設があります。
そこでは、学校運営、職業訓練、里親制度などで子ども達のケアをしています。
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子ども達からのメッセージ

私はホーチミン生活の中でその存在を知ることができ、私も子供達に会うチャンスをいただけました。
そこでは私が考えたオリジナルの表情筋ゲームを、また、ご一緒してくださった方は、読み聞かせで、子供達ととても楽しい時間を過ごすことができました。
私たちは当初ボランティアという目的でお邪魔したのですが、子供達の表情や笑い声に自分自身がいろんなことを学ばせていただきました。
その中で、最も強く感じたことは
『顔は心の鏡!』
言葉は通じなくても、表情から感じ取ることができるということ。
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異国で学ぶこと

異国にいると本当に相手の表情や雰囲気ひとつで色んなことを感じ取ることができるようになります。
それだけ五感をフルに活用し、アンテナを張って生きているんだなと感じます。
溢れるほどの情報やキラキラ輝くお店が並んでいて何一つ不自由のない日本。
本当に素晴らしいと感じます。
でも、ここベトナムではそうはいきません。
欲しいものがなかなか見つからなく、見つからないから知恵をしぼる、または何かで代用する。こんなことを繰り返していくうちに、本当に必要なものはそんなに多くないんだなと気づくことも増えました。
時間の使い方
お金の使い方
家族や友人との過ごし方
たくさんの情報に流されることなく
もっと自分に必要なものだけを選択できる人間になりたいなと考えさせられました。
きょうも最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

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